データベース・デザイン・レポートを利用した技術支援

開発者向けのFileMaker Pro Advanced は、Database Design Report(データベース デザイン レポート)を作り出す機能があります。認定開発者は、この機能を使い、データベースが適正であるか確認しながら開発作業を行います。
経験を積んだ開発者は、このレポートにより、他者が作成したデータベースの内容を確認したり、バージョンアップで問題が発生する要素があるかどうかを事前に確認することができます。


【連絡先】テンプレート


データベースデザインレポートを作成する対象として、FileMaker Pro 14 に付属する【連絡先】テンプレートを例として利用します。



DDRコマンドを実行します。


FileMaker Pro xx Advanced に付属する、【データベース・デザイン・レポート…】コマンドを実行します。



作成されたHTML形式のレポート


デフォルトでは、HTML 形式でレポート・ファイルが作成されますので、このファイルの中を検索して、テーブルとフィールドの定義、リレーション、レイアウト、スクリプトの確認などを行います。
アイディービー・ジャパンでは、さらに開発者専用のユーティリティなどを使い、より高度な確認作業を実施し、お客様のトラブルを未然に防ぐよう努めております。

Data Base Design Report は、ファイルメーカーの旧バージョンのファイルに対しても作成することができるため、2015 年 9 月にサポートが終了した FileMaker Pro 11 に対応したファイルを最新版のファイルメーカーで運用する場合に、バージョンアップで発生する問題を事前に確認することができます。
当社では、ファイルメーカーのバージョンを問わず、お客様のデータベースを解析するサービスを実施しております。